◆インディアンフルートの紹介

 

インディアンフルートは、北米先住民の笛を起源とする縦笛で、ネイティブアメリカンフルートまたはラブフルートとも呼ばれています。インディアンフルートの多くの素材は、スギの木です。アメリカンレッドシダーと呼ばれる赤杉を使用することが多く、その音色はスギの木特有の甘く、暖かな響きを持ち、とてもシンプルな楽器でありながらも素晴らしい音色を作り出してくれます。

 

ネイティブアメリカンの音楽文化は、楽譜というものはありませんでした。
おそらく、伝統的な歌や曲、楽器のテクニックなどは儀式や生活を通じて受け継がれてきたのでしょう。また、個人的な演奏表現は自然界から聞こえてくる音を真似たり、彼ら自身の鼓動や感情表現などからきたのでしょう。
ですから、このフルートは楽譜に沿って演奏する表現とは違った表現をするのに最適な楽器だとも言えます

 

インディアンフルートの基本となる5つの音階は、ひとつひとつの音が繋がるようにセットされています。音が互いにハーモニーで繋がり、繋がりのない音を演奏することがありません。 どのように弾いても調子はずれにならない音階です。(ペンタトニック・スケールといいます。) この五つの音階を習得することは簡単です。すぐに演奏することができます。

ペンタトニック・スケールの簡単な運指をマスターしたら、次はダイアトニック・スケール(7音音階)、さらにはクロマチック・スケール(12音音階)の運指を練習するといいと思います。半音を含むドレミファソラシドの音並びをマスターすれば、既在の曲を演奏することが容易になります。

リコーダーやオカリナのように楽曲をマスターしたり、他の楽器とのアンサンブルを楽しんだり、またアドリブのように自由演奏を楽しんだり、作曲をしたりする楽しみ方ができます。

 

このように、インディアンフルートは、いろいろなアプローチから音楽を楽しむことが、比較的簡単にできる楽器です。シンプルな楽器ゆえの深みある付き合いを含め、楽器を演奏することがまるで初めての方から、他の楽器の演奏に精通している演奏家まで、魅了し満足させることができるのです。

ネイティブアメリカンの神話の中に、フルートの精霊ココペリが笛を吹くと、大地に草木が生えた、とか、雨が降ったという逸話があります。または、自然に向き合うとき、または、男性が女性に愛を打ち明けるときなどに笛を吹いたそうです。風と木と鳥の声がインディアンフルートの笛になったというラコタ族の物語もあります。近代になっても多くのアーティストに愛されている心に響く音色です。

 

〈インディアンフルートを手に入れたい方へ〉

High Spirit社製造のインディアンフルートをお勧めします。

Odell Borg(オデール・ボーグ)氏の制作するインディアンフルートはアリゾナ州パタゴニアの草原にある工房でつくられています。楽器として音質、調律ともども信頼のできるクオリティーです。

日本での販売は下記になります。

●(株)ジャツキープランニングオフィス

http://jackie-p-o.com/minzokugakki/flutes.html